AQUOSスマートフォン事業におけるマネジメント・イノベーションの真実Ⅱ
~TOCの適用から5年弱、私が考える定着に必要な2つの要素~

シャープ株式会社 通信事業本部パーソナル通信事業部 副事業部長  宮内 裕正氏

シャープのAQUOSスマートフォン事業へのTOC適用から5年弱、そのマネジメント変革はさらに進化を続け、継続的改善は留まることなく、その思考や文化は確実に定着している。
しかし、その道のりは平坦ではなかった。
事業全体の「制約特定と合意」、戦略と戦術の繋がりを見える化するための「S&Tツリー(戦略と戦術のツリー)」、先行検討時間を確保して競合他社が簡単に真似することができない決定的な競争力を持った商品を開発するためにプロジェクトへの「CCPM」。
どのようにして抵抗の壁を乗り越え、マネジメント変革を実現できたのか、”私が考える定着に必要な2つの要素”を含め、組織を変えたキーマンがその内幕をお話しする。