株式会社ジュントスコンサルティング 代表取締役 白土 竜馬氏
TOCの標準ソリューション(DBR/SDBR、補充方式、CCPM)はいずれも、それが適用可能な環境の前提条件があります。
もし自組織を取り巻く環境がその前提条件とは異なる要素を含んでいる場合、我われTOCの実践者はチャレンジに直面することになります。
固有の環境に合わせて適用方法をカスタマイズすることで成功することもあれば、思うような成果が出ないケースもあるでしょう。
このプレゼンテーションでは、以下の環境において適用可能なDBRとCCPMの新しい適用方法をご紹介します。
・受注生産と在庫生産のオーダーが混在する製造組織
例1:同じリソースで規格品と特注品の両方を生産する工場
例2:内示で生産しながら、特急の確定注文にも対応しなければならない
・プロジェクトの案件業務だけでなく、突発や仕様変更への対応、あるいは超上流工程の業務にも多くのキャパシティが取られるプロジェクト組織
例1:同じ組織内でプロジェクト業務とショートワーク(保守や営業支援など)、超上流工程の業務を全て対応しなければならない。
例2:大規模プロジェクトの実行段階では、チームリーダーは仕様調整に対応しながら、メンバーやステークホルダーからの問合せにも即座に対応しなければならない。